朝、お気に入りのスニーカーや大切な革靴を履いて家を出た瞬間に、ポツポツと雨が降り出してしまった…。「あ、今日この靴を選ばなければよかった!」と、一日中どんよりとした憂鬱な気分を引きずってしまった経験はありませんか?雨の日の通勤や通学は、靴が濡れて冷たくなったり、汚れが染み込んでしまったりと、それだけで大きなストレスになりますよね。
そんな雨の日の憂鬱やストレスを劇的に半減させてくれるのが、一家に一本は常備しておきたい「防水スプレー」です。
しかし、「防水スプレーは持っているけれど、ただシューッと適当に吹きかけているだけ」という方も意外と多いのではないでしょうか?実は、防水スプレーはその性能を最大限に発揮させるための「正しい使い方」があります。ここを押さえておくだけで、雨を弾く効果や持ちが圧倒的に変わってくるのです。
まず大切なのが、スプレーを吹きかける前の「下準備」です。汚れたままの靴にスプレーをしてしまうと、汚れやホコリをそのままコーティングしてしまい、シミや変色の原因になってしまいます。靴の表面のホコリや泥をブラシや柔らかい布で優しく落としてから使用するのが基本のルールです。
次に、スプレーをかけるときの「距離とコツ」です。靴本体から20センチから30センチほど離し、全体にムラなく薄くスプレーするのがポイントです。一箇所に集中して大量に吹きかけてしまうと、白いシミや液だれの原因になるので注意しましょう。また、スプレーに含まれるガスを吸い込んでしまうと危険ですので、必ず屋外の風通しの良い場所で行うようにしてください。
そして最も重要なのが「しっかりと乾燥させる時間」です。スプレーをかけた直後に出かけてしまっては意味がありません。フッ素系やシリコン系のコーティング成分がしっかりと繊維に定着し、乾燥するまでに最低でも15分から30分程度、できれば前日の夜に仕込んで一晩しっかり乾燥させるのが理想的です。
しっかり乾燥させた靴は、まるで目に見えないレインコートをまとったかのように、雨粒や泥ハネを面白いほど弾いてくれます。お気に入りの革靴が水濡れによるダメージを受けるのを防げますし、スニーカーに汚れが染み込むのも防げるため、靴自体の寿命をぐっと延ばすことにもつながります。
「雨の日の足元の不快感をどうにかしたい」「大切な靴を長く綺麗に保ちたい」という方は、ぜひこの防水スプレーの正しい使い方をマスターしてみてください。たったひと手間の習慣を取り入れるだけで、雨の日の外出が驚くほど軽やかでストレスフリーになりますよ。